臨床心理士としてカウンセリングを行う場合の相場は、やっている仕事内容によってまちまちではあるが、スクールカウンセラーだと時給5000円で週に2,3回はいり、年間でだいたい140万という感じで、ほかにも大学の非常勤講師を勤めたり、病院でカウンセリングをしたりする。
しかし、やはり臨床心理士としての年収のボリュームゾーンが300万~500万ということから、臨床心理士の方々はもちろん非常勤の掛け持ちをしていますし、これまでの働き方で得られる所得よりも、潜在的にはもっと得られるポテンシャルを秘めた職だと思っている。
その例とは少し異なるが、オンラインで悩みや愚痴を聞くサービスが、ネット上にいろいろ掲載されており、聞く側の人の職業が依然書いたような大学院を出て取るような資格ではなく、民間の資格を得てカウンセラーと名乗る人が数多くいる。
このようなサービスを展開する業者は、臨床心理士が入り込むような病理的な人に対するカウンセリングではなく、実生活の中でたまっていく不満やストレスを解消できるサービスとしての実績は非常に社会貢献的であると思う。
ただ、料金設定の相場が1時間当たり5000円前後のことが多く、臨床心理士が行うカウンセリングと1時間当たりの金額が同じか、少し多いくらいの金額で行われている。
このようなサービスに需要が出るような今日では、心理学をかなり勉強していないとなれないような臨床心理士の賃金はもう少し高くなるポテンシャルを秘めているように思う。
まあ、実際に1時間7000円や8000円でカウンセリングをします。みたいなサービスを始めても高すぎて誰も使いたがらないとは思うが、一般の人に向けてカウンセリングを行うという市場にも、今後は目を向けていけたらいいなぁと思うし、私もよいサービスを提供できたらと日々考えて以降と思う。
ちなみに、最近見つけたサービスで“スマココ”という、臨床心理士がオンラインで相談に乗るというサービスが5月7日にプレオープンするようです。スマココと検索するとFacebookのページでスマココのサービスについて調べれます。
このようなサービスが増えていったらいいなぁと思います。
心理学を生かした職種として、主に臨床心理士が挙げられるが、その就労の実態はワーキングプアの人も少なくない。 心理学を専攻して、心理学を生かした上で働くためにはどのようなことができると良いかを考えるブログにしていこうと思います。
2014年4月25日金曜日
心理学関連の資格
心理学関連の資格はWikipediaで調べれば、かなりたくさん存在していることがわかります。
しかし、どれも国家資格ではなく、民間の資格ばかりである。学会や団体の認定資格を除き、心理学に関する講義を受けていないと資格を取れないものは
この中で、臨床心理士は知名度が高く、スクールカウンセラーや病院でのカウンセリングなど多くの心理学を活かせる現場で働いていけます。
この次に有名だと思うのは産業カウンセラーだと思います。
仕事内容としては、主に企業や組織で働いている人に対してのメンタルケアをしていくことで、臨床心理士とは働く場所がちょっと異なる分、仕事の取り合いになることが少ないと思います。
他の資格では、まず、認定心理士は傘下の心理系学会が学位とは無関係に心理士資格を乱立させたために設けた心理士資格であり、心理学を大学で専攻し、授業を履修したという証になるだけで、心理系の職種に就くための資格ではありません。
また、学校心理士もスクールカウンセラーのことではなく、立ち位置は準スクールカウンセラーということになります。実際のスクールカウンセラーは臨床心理士が行います。
臨床発達心理士は臨床心理士とほとんど同じような現場で働くようですが、名前通り、発達に関する臨床の仕事がメインで、ライフステージに沿って託児所や養護学校、老人ホームなどがあるそうです。しかし、臨床発達心理士認定運営機構のホームページが2009年からしか始まっていないので、あまり耳にしない資格ではあります。
ガイダンスカウンセラーは、初等教育から高等教育まで、簡単に言うと小学校から大学までの生徒たちのメンタル面をケアするリーダー的な役割を果たすための資格だそうです。
上で挙げた資格の中で、産業カウンセラーは少し性質は異なりますが、殆どが臨床心理士の資格を持っていることが前提になっているか、臨床心理と仕事がかぶっているものが多いです。
また、大学で心理学を専攻していなくても取れる資格も数多く存在し、下手に資格だけ増えて資格があってもそれが仕事に直結していないものも多くあり、資格としての価値が低くなっているように思います。
しかし、裏を返せば、大学で長い間勉強することはできないが、大学卒業後に心理学を勉強したい感じ、勉強をして資格をとりたいという人が多いということかもしれません。
この仮定が正しければ、心理学に興味はたくさんいるが、独学で勉強する機会しかないという人は一定数いると思う。
それなら、心理学を勉強したいという人に対してセミナーなどで臨床心理士が講演を行い、そこから参加費をいただいて収入源にしていく人がいてもよいと思います。
例えば、一回1000円で2時間のストレスケアに関するセミナーを100人の主婦に対して行えると単純に売り上げが100000円で時給換算で50000円になるので、年収400万~500万くらいが多い臨床心理士にはかなり破格の給料になると思います。(あくまで1例ですが…)
講演を行う対象が臨床心理士や学校の先生など、専門的な人だけでなく、もっと一般に思春期の子どもを持つ親や老人介護をしなければならない子どもとかに簡単なセミナーとかがあればいいのかもしれないと思います。
しかし、どれも国家資格ではなく、民間の資格ばかりである。学会や団体の認定資格を除き、心理学に関する講義を受けていないと資格を取れないものは
- 臨床心理士
- 学校心理士
- 臨床発達心理士
- ガイダンスカウンセラー
- 産業カウンセラー
- 認定心理士
この中で、臨床心理士は知名度が高く、スクールカウンセラーや病院でのカウンセリングなど多くの心理学を活かせる現場で働いていけます。
この次に有名だと思うのは産業カウンセラーだと思います。
仕事内容としては、主に企業や組織で働いている人に対してのメンタルケアをしていくことで、臨床心理士とは働く場所がちょっと異なる分、仕事の取り合いになることが少ないと思います。
他の資格では、まず、認定心理士は傘下の心理系学会が学位とは無関係に心理士資格を乱立させたために設けた心理士資格であり、心理学を大学で専攻し、授業を履修したという証になるだけで、心理系の職種に就くための資格ではありません。
また、学校心理士もスクールカウンセラーのことではなく、立ち位置は準スクールカウンセラーということになります。実際のスクールカウンセラーは臨床心理士が行います。
臨床発達心理士は臨床心理士とほとんど同じような現場で働くようですが、名前通り、発達に関する臨床の仕事がメインで、ライフステージに沿って託児所や養護学校、老人ホームなどがあるそうです。しかし、臨床発達心理士認定運営機構のホームページが2009年からしか始まっていないので、あまり耳にしない資格ではあります。
ガイダンスカウンセラーは、初等教育から高等教育まで、簡単に言うと小学校から大学までの生徒たちのメンタル面をケアするリーダー的な役割を果たすための資格だそうです。
上で挙げた資格の中で、産業カウンセラーは少し性質は異なりますが、殆どが臨床心理士の資格を持っていることが前提になっているか、臨床心理と仕事がかぶっているものが多いです。
また、大学で心理学を専攻していなくても取れる資格も数多く存在し、下手に資格だけ増えて資格があってもそれが仕事に直結していないものも多くあり、資格としての価値が低くなっているように思います。
しかし、裏を返せば、大学で長い間勉強することはできないが、大学卒業後に心理学を勉強したい感じ、勉強をして資格をとりたいという人が多いということかもしれません。
この仮定が正しければ、心理学に興味はたくさんいるが、独学で勉強する機会しかないという人は一定数いると思う。
それなら、心理学を勉強したいという人に対してセミナーなどで臨床心理士が講演を行い、そこから参加費をいただいて収入源にしていく人がいてもよいと思います。
例えば、一回1000円で2時間のストレスケアに関するセミナーを100人の主婦に対して行えると単純に売り上げが100000円で時給換算で50000円になるので、年収400万~500万くらいが多い臨床心理士にはかなり破格の給料になると思います。(あくまで1例ですが…)
講演を行う対象が臨床心理士や学校の先生など、専門的な人だけでなく、もっと一般に思春期の子どもを持つ親や老人介護をしなければならない子どもとかに簡単なセミナーとかがあればいいのかもしれないと思います。
2014年4月23日水曜日
心理学をビジネスに
タイトルを変え、ブログの趣旨も変えて再スタートを果たそうとしているマグナム昇です。
タイトルを変えて、趣旨を変えた理由は、将来自分が働くであろう心理学を専門とした職業があまりに稼げない状態であることが調べているうちにわかったからです。
臨床心理士の年収は200万~1000万くらいとかなり差があり、ボリュームゾーンが300万~500万くらいになっていて、悪くないようには思えます。
しかし、臨床心理士になるためには、医歯薬系と同じように最低6年間は大学と大学院にいかなければなりません。
その上、大学院の入試倍率は5倍や10倍くらいのところもあり、かなり敷居が高いと思います。
また、大学院での生活も実習などが多く、当たり前ですが、決して楽ではありません。
このように、専門的に長期勉強した後に、働き始めると収入が低く、さらに、常勤で仕事をしている人が古いデータではありますが、2007年の統計では31.8%とかなり低い水準になっていて、非常勤で働いている人が多く存在し、安定していません。
上で書いた1000万円ほど稼いでいる人たちは、業界の有名人だったり、大学の教授だったりとかなり狭き門になっています。実態としても、1割以下の人しか該当しないようである。
今、私は臨床心理士を目指している一人の学生であり、資格をとるには最低でも4年は必要になる。なので、このブログでは、ネットに掲載されいる情報や心理学に関する本が主な情報源になるが、それらを紡いでよいビジネス案を提供できたらよいと考えている。
タイトルを変えて、趣旨を変えた理由は、将来自分が働くであろう心理学を専門とした職業があまりに稼げない状態であることが調べているうちにわかったからです。
臨床心理士の年収は200万~1000万くらいとかなり差があり、ボリュームゾーンが300万~500万くらいになっていて、悪くないようには思えます。
しかし、臨床心理士になるためには、医歯薬系と同じように最低6年間は大学と大学院にいかなければなりません。
その上、大学院の入試倍率は5倍や10倍くらいのところもあり、かなり敷居が高いと思います。
また、大学院での生活も実習などが多く、当たり前ですが、決して楽ではありません。
このように、専門的に長期勉強した後に、働き始めると収入が低く、さらに、常勤で仕事をしている人が古いデータではありますが、2007年の統計では31.8%とかなり低い水準になっていて、非常勤で働いている人が多く存在し、安定していません。
上で書いた1000万円ほど稼いでいる人たちは、業界の有名人だったり、大学の教授だったりとかなり狭き門になっています。実態としても、1割以下の人しか該当しないようである。
今、私は臨床心理士を目指している一人の学生であり、資格をとるには最低でも4年は必要になる。なので、このブログでは、ネットに掲載されいる情報や心理学に関する本が主な情報源になるが、それらを紡いでよいビジネス案を提供できたらよいと考えている。
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